地震は英語で earthquake


御薗学区人権教育推進連絡協議会の講演会に行ってきました。

 

演題は「地域の災害弱者をみんなで守りましょう」
愛知県立大学看護学部・看護学科教授・医学博士  清水宣明先生
2015年11月20日 19:00~20:45
ハートプラザみその

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伊勢市御薗町は海抜は高くなく、土地の高低差もない地域。
地震が起こった時、海に面している地域でもあるため津波に対して避難をどうしたらよいのか。

 

今夜の話でその答えが見つかりました。

少々早口な先生のお話についていくのに必死でした。
聴講していた方々は平均年齢は私より上と思われましたので、皆さんも多分同じ思いで聞かれていたと思います。
先生も時間内にお話して下さろうと急がれていらっしゃったみたいでした。

 

津波はどんどん速度が速くなっていくので、高さ30cmの津波でも人は流されるのだそうです。
実験映像も見せていただきました。


 

 

 

質疑応答の時間に…

ゆたか幼稚園のあたりで津波到達時間は地震発生から60分の予想。
(ただし、清水先生はあくまでも予想なので幅をもって30分かもしれないし、60分より遅いかもしれませんとのことでした。)
ゆたか幼稚園の3階に避難。3階だと約15mの高さに避難できる。ゆたか幼稚園の位置で15mの高さまで到達する津波が来るなら
沿岸部では約30mの高さの津波になるのだそう。(まず、そんな大規模な津波が来ないとのこと。)
東日本大震災では地上を避難していた人が被害に遭っていて、流されずに残った家の2階にとどまっていた人が助かっている。
非常時に園児さんたちを地上を避難させるより園の建物の3階に全員集めるのが一番安全。

 


今日の講演を聞いて、私なりのまとめとして↓

 

地震発生から30分あるとして、
地震発生から3~5分は揺れ等で身動きできない。

持ち物等の準備に10分かかると予想すると避難に使える時間は15分。

 

15分で何キロ歩けるか。
約1km。

 

でもそれは、怪我もなく健康な人で、重い荷物も持たず、好条件が整っている状態。

 

地震後の街がパニック、自動車も行きかい、危険な道を歩くのに1kmは難しい。

 

距離を稼ぐより、自宅の2階に食料等を運び孤立しても命をつなごうと私の中では結論を出しました。

 

家族でこの内容をshareして災害時に備えたいと思います。

 

 

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実家の母が作った栗の渋皮煮を持たせてくれたので、お抹茶が飲みたくなり久々に点てました。

 

 

伊勢市の英会話スクール ABCランドでした。