行ってまいりました!
英語落語
2015年11月1日(日) 小俣図書館2Fホール
14:00~15:40
英語で世界を笑わせよう!
大島 希巳江さん
会場はほぼ満席でした!
年齢層も広く、老若男女のお客様でいっぱい~
伊勢市民の向上心の高さに驚きました。
最後の質疑応答でも、時間を延長するほど
手が挙がっていました。
英語落語は2席
「動物園 Zoo」
「時うどん Time-Noodles」
あいだ、あいだに日本語でセリフや説明を入れて下さり
誰でも楽しめるように演じていらっしゃいました。
一緒に行った次男も笑って聞いていました。
楽しかったようです!
Zooを聞くのは私は2度目。
1年前のサマースクールでKantaさんが
演じてくださいました。
Kantaさんのブログ
英語で笑おう 起時寄席 おきどきよせ
http://okidokitei.blog.fc2.com/
同じ演目でも演じる方が違うと
雰囲気も異なって、新鮮に思いました。
落語は何度聞いても楽しめる娯楽なのかもしれない
と、発見しました。
「時うどん」については、
私の父が私たち姉妹にお小遣いをくれる時に、
同じように100円玉を渡したことがありました♪
落語からヒントを頂いていたんですね、私の父。
私たち、ごまかされたのかな? そこのところ覚えがない…
落語の前後に、海外の文化の違い、
習慣の違いについてお話くださいました。
ドイツでは拍手はせず、椅子の肘掛けを叩くのだそうです。
喝采を受けているのかどうか、初めは分からず戸惑ったそうです。
フィリピンの人は、面白い場面で笑う時、
世界中の人々と比べて、笑っている時間が
長いのだとか。
落語は笑い待ちをするため、
1時間半の公演予定が3時間かかってしまったくらい
長く笑っているのだそうです。
他にも、うんうん!と深くうなずく内容の
お話もお聞きできました。
まず最初に、
英語学習者は海外に興味があり、海外文化に
目が行くのはもちろんだけど、
例えば、イタリアから日本に来た人には
イタリアの事を聞きたいと思うでしょ?
海外に行って現地の人々とコミュニケーションする
時に自国の事を説明できるようにしておくことは
結構大切だと思います。
希巳江先生が高校の交換留学先で初めてされた質問は
「おすもうさんの平均体重は?」だそうです!(笑)
「日本文化を説明できる知識と英語力」
日本の習慣、文化、流行、気候、地理、行事
私も、結構知らないかも…少しずつ皆と調べていこうかな。
いや、小学校の授業で地域について調べて発表か新聞作り
していたから、小学生のみんなに教えてもらおう!
うん、それがいい!そうしよう!
また、日本人の発信力は低い、とも。
まずは自分の意見を持つようにする必要は感じています。
ほかの要因としては、日本人らしい控えめ、謙虚さ。
加えて、英語が文法的に間違っていたらどうしよう
発音が正しくなかったらどうしよう、と、留まってしまう。
“Don’t be shy.”
日本人はシャイなんですよね。
シャイなのがいけない訳ではなく、
意見を求められた時、黙っていないで何らか発信、発することが大切。
レッスンでも、約束してもらっていることのなかに
分からない時に黙ってモジモジするのは禁止。
「分からない」「考え中」など意思表示をしよう。
というものがあります。
希巳江先生は日本人らしい英語で、自分らしく話すことが大切
ともおっしゃっていました。
英語ネイティブでない人が世界にはたくさんいます。
以前の職場で隣の席の方がアルゼンチンの男性でした。
スペイン語なまりの英語でとても聞き取りやすかったです。
インドの人が話す英語、フランス語訛りの英語
それぞれのnative languageの特徴のある英語を話されます。
もちろんpronunciationがいいに越したことはないですが、
発音を気にして発信できないよりは、自分らしい英語で
いいじゃないかってことです。
「間違えることは恥ずかしくない。
直してもらって学んでいけば良い。
間違いを恐れないで。」
と希巳江先生からの強いメッセージでした。
私のその職場では「ですね?」(付加疑問文)のように確認をする時、
なぜか「ね?(Ne?)」と英語の会話の間に挟んで話していました。
おもしろいですよね~。
英語で会話しているあいだに、日本語の「ね」が入るんです。
先生が英語落語をご指導されたなかには
英語力ゼロの有名落語家の方々がいらっしゃいました。
その方々、英語の意味を理解せず、丸ごとセリフとして
覚えてしまうのだそうです。
そして、セリフがどういう意味かは知っているので
海外公演のプライベートの時間にその英語を使ってみて
どんどん学んでいくとのこと。
セリフの一部分を変えてみたり、自ら工夫して、
応用を効かせてセリフを活かして英語で会話して、
英会話がグングン上達するお話を聞かせてくれました。
英語を入れては出すというプロセス⇒
憶えた文を言い換えたら、自分の言いたいことを
伝えられる のを、現地で体感する。
文章の一部を入替えるってBBカードと同じと思いませんか!!!
キラーン(☆∀☆)
英語上達の重要なkeyはBBカードと通じています!!!
関東圏では小学校英語活動にBBカードを取り入れている
学校があるんですよ♪
先生はこんなことも仰っていました。
「英語を頑張る」から「英語で頑張る」に変化している。
言い換えると「何かを英語でする力が必要」になるということ。
私が児童英語の世界に入った頃、10年以上前に
聞いた、中本先生の言葉が蘇ってきます。
アプリコット出版株式会社
中本幹子先生のメッセージ
「右手に専門分野を持ち、左手に英語を持つ人材が
21世紀に勝つ。 英語は道具にすぎない。
道具が故に常にみがいておかなければならない。」
なお、大島希巳江先生に投稿させていただく旨、了解を得ております。
伊勢の英会話スクール ABCランドでした。